「寝る前にホットミルクを飲むと良く眠れる。」

誰しも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

安眠=ホットミルク

くらいに定番といった感じですが、ホントのところ
その効果はいかがなものなもでしょう?

実は、「寝る前」に飲んでも
効果はありません・・・

ホットミルク

もしろ、寝る前のホットミルクはあまりオススメ
できないんです(*_*;

これはどういうことなんでしょうか!?

寝る前のホットミルクは間違いだらけ!?

ホットミルクを寝る前に飲むと安眠に良い、
といわれる一番の理由は「トリプトファン」です。

「え!?トリプトファンってなぁに!?」

トリプトファンは、体内で合成できないため、
食事から摂らなければならないアミノ酸
(タンパク質)の一種です。

タンパク肉や魚介類といった、動物系のたんぱく質や大豆に多く含まれます。

で、牛乳にもトリプトファンは含まれています。

そして、トリプトファンは、眠気をうながす
睡眠ホルモンの「メラトニン」の素になります。

トリプトファンが含まれるホットミルクを飲むことで
体内でメラトニンを生成し安眠につながるというのが
定説でした。

しかし!!

「トリプトファンを摂取してすぐにメラトニンになる!」

・・・というわけではなくて

「トリプトファン→セロトニン→メラトニン」

といった順番で変化していきます。

これには時間がかかります。
寝る前にホットミルクを飲んだとしても間に合いません。

「なら、寝る前ではなく、夕食後に飲めば間に合うんじゃない?」
と思った方も多いと思います。確かに、夕食後に
飲めば間に合います。

でも、それ以前に最大の問題があります。

そもそも牛乳に入っているトリプトファンの
量では、まったく足りないのです。

困る女性

不眠や良い睡眠のために有効なトリプトファンの量は
1日500~600mgです。

でも、牛乳コップ1杯(100ml)あたりの
トリプトファン量はたったの42mgです。

1リットル飲んでもまだ足りません。。。。

また、トリプトファンをはじめとするアミノ酸類は、
他のアミノ酸もバランス良く摂取しなければ、体に吸収
されない性質なのです。

だから「トリプトファンを摂ろう!」と牛乳を飲んでも、
あまり意味はありません・・・

また、日本人の多くは牛乳に含まれる「乳糖」に
対して耐性がありません。「乳糖不耐症」です。

小腸のなかでラクターゼという消化酵素が
十分つくられません。なので、乳糖をうまく
消化できずお腹がゴロゴロ・・・となります。

乳糖不耐症の人の割合が欧米人は1割ほどなのに
対してアジア人は7~9割が当てはまります。

また、牛乳はグリコーゲンが含まれます。

グリコーゲンは脳を活性化し
体のスイッチをОNにします。

どちらかというと朝向きの飲み物です。

牛乳のカロリーは100ml
あたり71kcalです。

脂肪分も高く、とくにダイエット中
の人は寝る前の飲み物としては
おススメできません。

じゃあ、何を飲んだらよく眠れるの!?

ホットミルクも一概に
悪いわけではありません。

温かい飲み物は体の深部体温を上げます。

飲み終えて下がり始める頃、眠気を感じ
始めます。

また、寝る前にホットミルクを
飲むことがしっかりと習慣づいている
人、効果を実感できている人

そのまま継続して良いと思います♪^^

思い込みが習慣になり睡眠前の儀式的な
ものになっている、というわけですね。

ホットミルク以外の入眠前の飲み物で
オススメはハーブティーですね!

入眠に必要な、深部体温を上げる効果が
あります♪

とくにハーブティーはカモミールや
ラベンダーがオススメ!

カモミール

カモミールは有名どころです♪

リラックス効果が高くヨーロッパでは
大昔から薬草として使われてきました。

神経を鎮め、不眠症にも効果的です。

まさに、安眠ハーブ!

ラベンダーは紫の花で香り高いのが特徴です。

ハーブティー以外でもポプリなどに
加工され幅広く使われています。

精神を落ち着かせる効果があります。
こちらも、不眠や神経症に効果的(^-^)

ほかにも、オレンジピールやセージ、
バレリアンといったハーブも鎮静作用があり、
気分を落ち着かせる効果があります。

規則正しい生活や習慣で自然と良い眠りに
つけるよう心がけましょう♪