ハーブにはたくさんの種類があります。

たかがハーブ・・・
と思いがちですが、さまざまな
健康効果があります。

セントジョーンズワート
というハーブがあります。

セントジョーンズワートは
「聖ヨハネの草」という意味です。

キリスト教の聖ヨハネが殉教
したとき、その血から芽吹いた
といわれています。

セイヨウオトギリソウという植物です。

ヨーロッパが原産の多年草で
聖ヨハネの日(6/24)頃に
花をつけることからこの名前がつきました。

うつや不眠、イライラなどに効果があります。

感情や気分をコントロール
する、セロトニンという
ホルモンがあります。

これが減ることが、うつ病の
原因のひとつと言われています。

セントジョーンズワートは
セロトニンの減少を防ぐ効果があります。

ただし、重度のうつには
効果がありません。

軽~中程度のうつに効果的です。

ハーブ先進国のドイツでは
りっぱな医薬品として
処方されています。

日本ではハーブ、サプリメント
として利用されています。

どんな効果や副作用があるでしょう?

どうやって摂ればイイ?

セントジョーンズワートは
さまざまな摂取法があります。

方法別に見ていきましょう!

ハーブティー

ハーブティーで飲む場合は
1日3杯を目安に飲みましょう。

入れ方は、小さじ1杯を
お湯に入れて5分ほど
蒸らしてから飲みます。

毎食後に1杯づつ飲むと良いですね☆

サプリメント

1日900mgを摂取します。

ハーブティーと同じく、1日分を
3回に分けて服用します。

空腹時に飲んだ方が
効果的なので
食前か食間に飲みます。

サプリメントはメーカー
などによって配合成分が
異なることがあります。

必ず表記された用法・用量を
守って服用してください。

粉末タイプ

こちらも1日900mgを
目安に、1日3回に分けて
飲みましょう。

余談ですが、粉末をとかした
水に布やタオルを浸し
シップとしての利用もできます。

止血、抗菌、抗炎症作用があります。

やけどやケガ、ニキビや日焼けの
ケアに有効です。

本題に戻りますが、摂取期間は
2週間~1ヶ月は継続しましょう。

ハーブなので、効き目を実感
しにくかったり効き目が
ゆるやかだったりします。

一定期間、実感が無ければ他のものを
試したり、専門家に聞いて
みても良いでしょう。

副作用はあるの?

単独での使用であれば
副作用が出る可能性は
きわめて低いです。

しかし、日本では食品という
カテゴリーに分類されていますが

上記でも述べたとおり
医薬品として扱われている
国もあります。

抗うつ剤に比べると副作用は
少ないですが、副作用が
現われることがあります。

ひとつは日光過敏症です。

これは日光を浴びると皮ふの
かゆみや発赤、発疹が起こります。

セントジョーンズワートの
主成分は、ヒペリシンという
物質です。

このヒペリシンは光と反応します。

体内に入ってからでも反応を
起こすため、日光過敏症が
現われることがあります。

そのほか、胃の不快感
口渇、めまいや頭痛、だるさや
皮ふのかゆみなどがあります。

不快な症状が出たら摂取を中断しましょう。

心配なときは医師の診察を
受けるようにしてください。

また、絶対に飲んではいけない
場合があります。

それは、妊娠中である場合です。

セントジョーンズワートには
子宮を収縮させる
作用があります。

実際に効果があったかどうかは
わかりませんが

昔、インディアンの間では
妊娠中絶に使用されていた
という記録があるそうです。

授乳中の女性も避けたほうが
良いでしょう。

依存性や離脱症状はある?

サプリメント、健康食品
という位置づけから
依存性は無いとされています。

ですが、あまりセントジョーンズワート
に心理的に頼りすぎない
ほうが良いでしょう。

効き目が弱くても摂取量を
自己判断で増やさないでください。

反対に、突然服用を中止すると
離脱症状が現れる
ことがあります。

症状はめまいやふるえ、不安などです。

もし服用をやめたいと思ったら
摂取量を少しずつ
減らすようにしましょう。

体調と相談しながら
焦らずに判断しましょう。

他の薬や漢方薬、サプリとの併用はOK?

セントジョーンズワートの
服用で注意したいのが
他の医薬品との相互作用です。

免疫抑制剤、強心剤、抗うつ剤
ピル、抗HIV薬、抗てんかん剤
抗不整脈薬、血液ぎょう固防止薬

などのお薬を服用している
方は、服用できません。

肝臓が薬の成分を分解しようと
薬物代謝酵素のはたらきを
強くします。

すると、特定の薬効が無くなったり
強くなりすぎたり
してしまいます。

肝臓への負担が大きくなります。

基本的には他の薬とは併用
できないと考えた方がいいでしょう。

普段飲んでいる薬があって
セントジョーンズワートの
服用を希望する場合は

必ずその薬の処方医に相談しましょう。

まとめ

「オトギリソウ」の和名は
弟切草」と書きます。

平安時代、鷹匠の兄弟の弟が
鷹の傷に塗る薬として
ある薬草をつかっていました。

それは秘伝の薬草でした。

ですがあるとき、弟がその
薬草のことを他人に話してしまい

怒った兄に切り殺されて
しまった、という言い伝えから
この名が付けられました。

ちょっとコワい話ですが(*_*;

この話から、セントジョーンズワートの
効果は高いということが
うかがい知ることができますね!

たかがハーブ、なんて言わず
ぜひお試しください☆