人間は1日(24時間)のうち、集中力の高いときと
低いときがあります。

その「波」は「アセチルコリン」という
物質が大きく関わっていると
いわれています。

アセチルコリンとは神経伝達物質です。

脳から神経細胞へ、そして
神経細胞から神経細胞へと
情報を伝える役割を持っています。
脳

記憶や学習、睡眠や覚醒に深く関係しています。

アセチルコリンとは!?その正体にせまる!

アセチルコリンとは1914年
ヘンリー・H・デイルという科学者に
よって発見されました。

オットー・レーヴィという科学者に
よって神経伝達物質だと明らかにされました。

いちばん最初に発見、解明された神経伝達物質です。

アセチルコリンは副交感神経や運動神経の
末端から放出されます。

骨格筋や心筋、内臓筋の筋せんいに
アセチルコリンの受容体があります。

そこにはたらきかけ、収縮をうながします。

副交感神経を刺激し、脈拍を遅くしたり
だ液の産生をうながします。

そして消化機能の亢進、血管の拡張
発汗作用
などのはたらきを
持ちます。

アセチルコリンの分泌が不足すると
脳の認知機能に悪影響を及ぼします。

アルツハイマー病の人々の脳内では
このアセチルコリンの分泌不足が
見られます。

反対に、脳内でアセチルコリンの活性が
強まると、運動機能に問題が起こります。

パーキンソン病では脳内のドーパミンが不足します。

神経伝達物質のバランスが崩れて
アセチルコリンのはたらきが
過剰になってしまうという症例があります。

…と、ちょっとむずかしいお話になって
しまいましたが(笑)

要するに、アセチルコリンの分泌が不足
してしまうと眠りが浅くなりやすくなり
集中力が低下します。

さらに、極たんに不足してしまうと
健康上良くないということです。

・朝、スッキリと目覚められない

・夜、何回も目が覚めてしまう

・寝つきが悪い

・気分の浮き沈みが激しい

・慢性的な肩こりや腰痛がある

・たくさん寝ても眠気が取れない

こんな症状はありませんか?

このような症状が続いている場合は
アセチルコリンの分泌が不足している
かもしれません。

質の良い睡眠は美容と健康
そしてパフォーマンスの
向上に欠かせません。

ぜひ!アセチルコリンの減少に
歯止めをかけましょう!

アセチルコリン減少にイイのは卵黄と大豆!?

アセチルコリンの減少対策に
良い食品があります。

それは卵黄大豆製品です。

卵黄にはコリンという物質と
ビタミンB12が含まれています。

食物から摂取されたコリンから
アセチルコリンが生成されます。

コリンはビタミンB12といっしょに
摂取することにより、より良く
吸収されます。

サプリメントも良いですが
食物からの摂取が最も効率良く
アセチルコリンを増やすことができます。

大豆製品にはレシチンが多く含まれます。

レシチンは摂取すると体内で
コリンからアセチルコリンへと
変換されます。

他にも、レバーやナッツにも含まれます。

これらの食品を積極的に
摂ることを心がけてください。

また、喫煙者の方は注意が必要です。たばこ

タバコに含まれるニコチンという
物質はアセチルコリンと構造や
はたらきがとても良く似ています

そのため、喫煙によってニコチンを
1日に何度も摂取してしまうと

脳がアセチルコリンの分泌が
十分だと勘違いしてしまいます。

すると、アセチルコリンの分泌は抑えられます。

喫煙は血管の収縮を起こし、脳の機能
全体の低下にもつながります。

喫煙者の方は、健康や良い睡眠のために
ぜひ、これを機に禁煙に
トライしてみてはいかがでしょうか?

「アセチルコリン」について
くわしく知っていただけたかと思います。

食生活に気をつけて、アセチルコリンを増やし
毎日質の良い睡眠をとるようにしましょう!!